あゝ、めんどくさい

めんどくさがり屋のIT勉強録

そうだ、自宅にLaboを作ろう

世の中、サーバレスが流行りだ。とても気になるし、触って勉強してみたい。だが、日々クラウド課金の請求額に怯えている身としては、矢鱈滅多らサービスを使って、毎日卵かけご飯のみの生活になるのも辛い。

「そうだ、自宅にLaboを作ろう」

思い立ったら吉日。早速図面を引く。こんなシステムを作ることにした。

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自宅ネットワークの中にルータをつなぐ。ルータに「Labo」と呼ぶプライベートネットワークを繋ぎ、開発用のサーバ類を置く。作業に不便しないよう、VPNサーバも置く。肝心のサーバレスの勉強用にはKubernetesのシステムを構築して、Webリバースプロキシ経由でポート番号を指定せずともドメイン名だけで閲覧できるようにする。

Labo内にはDNSサーバを置かずに、route53に登録してそこから引く。ネットワーク的には分離するけど、ドメイン的には自宅内やクラウドにあるサーバと同じドメインを使って、Let's Encryptのワイルドカード証明書を使いまわそうという算段もある。

ん、それならなぜネットワークを分けたかって? そのほうが気分がいいからだよ!!

なお、思いつきのため予算が確保できず、以下の貧乏コースでシステムを構成する。

  • 仮想環境:VMWARE vShpere 6.7無償版
  • 仮想ホストマシン:NTT-X Storeの夜の割引で買った1.7万円サーバ(メモリーを20GBに増設、ストレージは500GB)
  • ルータ:ESXi上にVyOSで構築
  • その他のサーバ:ESXi上にCentOS 7.5で構築

ホスト機については色々不満がある。メモリーは32GBまで載せられるが、結構なお値段だったのでまずは20GBで我慢。ストレージも500GBのSSDが欲しいが当面我慢。CPUがPentium Gの2coreのため、重い作業ができない。CPUだけは予算に目処がつけばまっ先にi7に換装したい。

ルータはソフトウェアのVyOSにした。L3スイッチは高いし、何より操作を覚えるのが面倒くさい。VyOSはなんかのベンチを取る際に別ネットワークを作るのに使ったことがあるので、これが丁度いいやという適当な理由で選択。

ともかくこの構成でネットワークを組んで、Kubernetesを構築して、サーバレスの勉強をするという、なんとも適当なプロジェクトを開始したわけ。

続きは後日。